Duck Soup Productions 5th Anniverary !!
FAR EAST DONKEY
01.What’s Love?”身も心も”
御存知(?)「歌謡スカ」孤高の星。このアルバムの為の新録となるこの曲はダウン・タウン・ブギウギバンドの77年の作品。松田優作が主演した「探偵物語」の最終回で、優作演じる工藤ちゃんが死ぬシーンでかかっていた曲として有名かも。
作曲の宇崎竜童言うところの「永遠不滅のラブソング」をドラマチックかつディープにレゲエカバー。 (新録)
02.MIZZ”勝部フラワーショップ”
2000年1月、結成と同時に下北沢で路上演奏を始める。ジャズやラテンをベースにしたスウィンギンなサウンドと情熱的で色気のある唄が独自のGrooveを作り出す。メンバーだけのアコースティックな編成から、ドラム、トランペット、ピアノなどを加えた最大9人編成のフルバンド・スタイルまで様々なスタイルで活動している。収録曲はオーセンティック・スカ調のほっこりナンバー。
03.Double Famous”BRAZIL”
90年代初頭にウクレレデュオとして始まり、今や日本を代表する無国籍バンドにまで成長したダブル・フェイマス。バンド名はウクレレの有名なメーカー”Famous”からつけられている。昨年は一時的に活動を停止していたが、今年から再開の予定。更なる独自性に期待が寄せられる。この曲はボーカルに畠山美由紀をフィーチャーしたサンバの名曲カバー。絶品!
04.branco”八月のさかな”
2001年に結成された福岡のバンド。全国的に流通した作品はこの曲が収録された一枚だけなので、知名度はまだまだだが、地元福岡ではラジオ局のイベントやカフェ周りのライヴでかなりの人気を博している。リリースしたCDは売り切れたままで、新作はいつになるのやら? 超スローペースな活動だが、作品はそれを補う以上のクオリティ。日本のサウダーヂ。
05.Cave Gaze Wagon”Leviathan”
早過ぎた国産ジプシーブラスバンド。今活動していたら絶対”FUJI ROCK”に出てると思うが、とっくに解散してしまっている。そのサウンドはポルカ、ラスティック、ロカビリー、スカ、パンクを闇鍋にしたようなゴッタ煮バルカン風。モンゴル800から小島麻由美、スネイルランプ、KEMURI、Charaまでがラブコールを送っていた黄色いレニングラード・カウボーイズ。
06.SKA-Vibrators”アルコール”
永遠のPUNKS”マロリーワイス遠藤”を筆頭に、振動し続ける中年ルーディー達。確かな腕で叩き出されるSKAロックサウンドを武器に、笑いあり、涙あり(?)、感動あり(??)、屈折したお色気ありのステージを展開中。収録曲は「アイリッシュ・パンクの直訳はこれです」と宣言するかのような飲んべえ讃歌。
07.JOYRIDE”LIKE A SHOT”*donkey mix
97年に結成し、数々のコンピレーションに参加してきたオーセンティック・スカバンド。収録曲は2000年にアナログでのみリリースされた曲のリミックス。偶然にも同じ曲がこの春にリリースされる彼らのアルバムにも新録されている。高円寺にあるKAWA(Gt.)のお店「アイツの噂」もよろしく。 (初CD化)
08.一★狂”BACKGAMMON FUNK”
問答無用!カット&ペーストな音楽スタイルとごっついベタなお笑いセンスを持つ浪速のハードコア・ブレイクビーツバンド。粘液まみれのエレクトロミュージック。怒ってるのか笑ってるのか判断できないゴロツキ集団。申訳ありませんが、あまり内容には触れたくないんです。つまり、”Don’t Think. FEEEEEEEL ! “ (新録みたいなもの)
09.KEN2-DSPECIAL A.K.A. youthless?&Theyoung?”EL CONDOR PASA”
TRIAL PRODUCTIONのメンバーであるKEN-KEN(TROMBONE)によるREGGAE!? PUNK!? ペルーー???なソロプロジェクト。2000年より1DJ+1MC+1TROMBONE!を全て1人で強引に操るメチャメチャなライブを開始。ここ最近はバンド編成でのライブ、7inchEPのリリース等、2005年その活動を広げつつある。 (初CD化)
10.BUSH OF GHOSTS”SLING SHOT”
デタミネーションズや赤犬、一★狂など大阪の数々のバンドから曲者メンバーが集結した未来派ダブバンド。ダブがレゲエの一形態と勘違いしている奴の腰を抜かし、ダンスミュージックのコアを解っている奴らをシビれさせる。世界級のオリジナルサウンドを作り出して解散。DUB in Osaka nearest OUTER SPACE !!
11.DUBWISER”火のない処に煙アリ”
ルーツ・レゲエバンド「やっほー!バンド」のメンバー3人が結成したユニット。レゲエに基本に置きながらも、脱力した発想、遊び心溢れるキッチュなサウンドは、レゲエを知り尽くした男達の為せる余裕か?収録曲は哀愁のピアニカダブだが、彼らの真骨頂はアナログ盤で出ているB面を聴いてほしい。 (初CD化)
12.mama!milk”BRAZIL”
アコーディオン奏者・生駒祐子とコントラバス奏者・清水恒輔のインストゥルメンタル・デュオ。シンプルな編成で奏でられる名曲は、深遠な響きと優しいメロディを伴い、聴くものを深い安堵に導く。クラシック!
13.Yoshihiro Harada”0608″
本格的なインプロビゼーションをスチールパンで聴かせる日本では希有な存在。ジャンルを超えた数えきれないほどのレコーディングやセッションをこなし、大編成の”PANORAMA STEEL ORCHESTRA”やバンド形式の”PAN CAKE”でも活動している。
14.SUGARHILL DOWNTOWN ORCHESTRA”HOME MADE REPRISE AGAIN”*(GOOD_NIGHT MIX)
ex.FRUITYのメンバーが率い、キュートな女性ボーカルをフィーチャーする日本語&英語混在のSKA~ROCKSTEADYバンド。この曲は最初のミニアルバムに入っていた曲に惚れ込んで、このアルバムの為にリミックスしてもらった曲です。 (新録)
15.What’s Love?”かえり路”*original version
この曲が無かったら、DUCK SOUP PRODCTIONSはありませんでした。それぐらい愛している曲です。メジャーデビューした時に録音し直したのとは違うバージョンです。当時出た物は売り切れて無いので、ここでしか聴けません。「男泣き」とはこの曲の為にある言葉でしょう。