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DISC

未来は見ない。そんな暇は無い… 人生のミドルスクーラーに捧げる涙の現状肯定チューン。

WOLF PACK
O.S.R.(おっさんリディム)

2007.2.28 release
Duck Soup Productions
DSP-032
¥1000(without tax)

a:O.S.R.(おっさんリディム)
b:KAMISAMA riddim

45回転アナログ盤 限定生産

*試聴できます!(音質はかなり悪くなっています)
Reggae Record.com
DISC SHOP ZERO

ディストーションギターの効いたレゲエネタブレイクビーツに、加齢臭が漂ってきそうなオッサンネタラップ!こりゃー女の子ウケ間違いなくナシ!?!?
e-mura (RUB-A-DUB MARKET)

HIP HOP界の異端児WOLF PACKが、RUB-A-DUB MARKETの e-mura制作のブルージーかつオールドスクールなレゲエトラック上で吠える!!
KREVA、RANKIN TAXIらが参加しスマッシュヒットした2004年リリースのダンスホールレゲエコンピレーション「DANCEHALL HIGE!!」。そのアルバムに収録された「KAMISAMA riddim」は、RUB-A-DUB MARKETのトラックメイカー e-mura によって作られたブルージーでタフな名トラック。最近のダンスホールの上げ上げ具合とは違う、ジリジリと迫り来るグルーヴは、e-muraならではの職人芸といえる。
一方、このトラックにライドオンするのは、大阪ヒップホップシーンの異端児にして、永遠の男子高生(ダブリ)を自認する2MC、ウルフパック。シャベクリの街、大阪で鍛えられた豊富なネタとスキル、シニカルなリリックは冴え渡り、聴けば聴くほど味が出る。COLUMBIAからのメジャーアルバムも記憶に新しい彼らが、レゲエという新たな地平を切り開く!

<WOLF PACK>

1999年、MCのU.S.Key(ユー・エス・ケイ)&volfgung(ヴォルフガング)、そしてDJのNAO the LAIZA(ナオ・ザ・ライザ)によって結成されたWOLFPACKは、大阪のミナミ、アメリカ村のクラブイベントでLIVE活動の狼煙を上げる。
その他のライブ・アクトとは異なるスキット込みの独自のスタイルは、一度見たら妙にハマるという特殊なノリで、その結果WOLF PACKの名はジワジワと口コミで浸透していった。
2000年に全国のMC,SINGERがエントリーしたオーディションイベント『CLUB 2000』(審査員にDJ YUTAKA氏など)のRAP部門に参加。関西地区予選を破竹の勢いで勝ち進み優勝。デビュー目前まで話が進むが音楽性の違いでキャンセルするという異例の事態を引き起こした。
その後、2001年にVAXIM(ヴァグジム)がトラックメーカー兼プロデューサーとして加わり、DJ NAO the LAIZAとともにプロデュースチームHI-A+Productionを組織し、音源作りを開始。同時に積極的にLIVE活動(GURU、PHIFE、TWIGY、NITRO MICROPHONE UNDERGROUND、などのオープニングアクトも)を行う。
同年にはCD-R作品「WOLF PACK E.P」を秘かに発表。DOBERMAN INC.の2ndアルバム「MEGA CITY FIVE」への客演などもこなし、着実にWOLF PACKの世界観を関西一円にユル〜く伝染させた。
Hi-A+Productionの二人がサウンドプロデュース業に専念するためにグループを離れた2004年には1stアルバム『Gergon File』をインディーでリリース(D-ST.ENT./KSRより)。同作は同時発売のD-ST.オールスター.アルバム『D-ST.INFINITY』の余波もあり、じわじわと売れ続け某メガストアの”地元店”ではセールスチャートにも登場。
2006年に”COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT”からメジャーデビューアルバムにしてセカンドアルバム「ファイロマニア」がリリース。花くまゆうさくのイラストによる脱力したジャケットと、図抜けたラップスキル+良く出来たネタで注目を浴びる。