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国境なき楽団、南へ!名曲”Brazil”が未来世紀に甦る。

brazil

2002.04.25.release
Warner Indies Network
WINN-82098
¥2,000(WITHOUT TAX)
01.Cave Gaze Wagon
02.Syunsuke featuring SARA
03.Double Famous
04.What’s Love? featuring Rie & Itoko
05.BLACK BOTTOM BRASS BAND
06.acoustic dub messengers
07.mama!milk
08.Koichiro Abe
09.HAKASE-Sun featuring Pardon Kimura(schumann resonance mix)

*track3を試聴できます

このアルバムはサンバの名曲であり、テリーギリアム(モンティパイソン)の同名映画でも知られる”Brazil”という曲(最近ではCMで有名かも)を、素晴らしい音楽性と柔らかい頭を持った日本のアーティスト達がカバーしてくれた「たった一曲のカバーアルバム」です。
1.Cave Gaze Wagon
日本で盛り上がりつつあるラスティックシーンと世界的ブームのジプシーミュージックをクロスオーバーする和製ポルカバンド。
一筋縄ではいかない発想のブッ飛び加減にやられる。

2.Syunsuke featuring SARA
多くのミュージシャンのサポートで活躍する新進気鋭のキーボーディスト。自身のバンド”cafelon”もリリース間近。無邪気に唄っているの は近所のお子さんとか。

3.Double Famous
栗林慧、青柳拓次(リトルクリーチャーズ)のウクレレデュオからはじまり、畠山美由紀(ポート・オブ・ノーツ)らが加わって活動を続けるジャンルレスでピースな楽団。昨秋に2nd アルバムがリリースされた。

4.What’s Love? featuring Rie & Itoko
レゲエ・スカを基本にノスタルジックな「昭和歌謡」テイストを取り入れた「歌謡スカ」バンド。この作品ではコーラスの女の子達をフィーチャーし、いつもよりオーセンティックな仕上がりになっている。今年1月に1stアルバムをリリース、4月には新たなシングルもリリースされる。

5.BLACK BOTTOM BRASS BAND
ウルフルズからRIP Slyme、テイ・トウワまで多くのアーティストへの客演でも知られるニューオリンズスタイルのファンクバンド。昨年、久々のアルバムをリリースしたばかり。

6.acoustic dub messengers
メンバーがUAやポート・オブ・ノーツへ参加したりしつつ、昨年には1stアルバムをリリース。なんとも形容しがたいフルートやヴァイオリンを含むインストバンド。ジャズ?

7.mama!milk
アコーディオンとベースのユニットとして結成。エゴラッピンの「色彩のブルース」への参加で注目を集め、リキッドルームでのイベントにも参加。昨秋に2nd アルバムがリリースされた。

8.Koichiro Abe
ワックワックリズムバンド、ミックスジュースなどを経て、現在はWhat’s Love? のメンバーとして活動するベーシスト。

9.HAKASE-Sun featuring Pardon Kimura
元フィッシュマンズ、リトルテンポといえば、日本を代表するレゲエ・キーボーディストということは明らか。昨年は初のソロアルバムをリリース。今作では、知る人ぞ知るあの人=パードン木村をフィーチャリング!

ブラジル=サンバ、ボサノヴァといった当たり前のバンドは選んでいません。多くがそのシーンでは一定の評価を受けながら、そのジャンルに捕われないようなオリジナリティを持ったバンドに集まってもらいました。ここ日本でしかなし得ないような視野の広さとアイデアのミクスチャー。そういったミュージシャン達がこの一枚に快く参加してくれたことに感謝しています。
Hiroto Kawahara/Duck Soup Productions